ウィークリー2月13日号

オフィスへの投資拡大で潤う企業群

　オフィス関連の投資が拡大しています。オフィス家具大手（オカムラ、コクヨ、イトーキ）の売り上げは21年度の3,572億円から22年度には3,766億円へ拡大。23年度は4,137億円レベルになるとみられ、24年度も4,408億円と、引き続き堅調に推移しそうです。オフィスへの回帰や座席を固定しないフリーアドレスの普及、人的資本投資、都市再開発の活発化に伴うオフィスの供給増などが追い風になっています。コロナ禍でオフィスを縮小した企業では、出社率の上昇を背景にオフィスが手狭になっています。このため、スペース確保が大きな課題となっており、フロアの広いオフィスへ再統合する動きが増えています。広いオフィス空間を創出するために、壁を取り除きワンフロアにする改装工事も増加しています。オフィスへの出社組と在宅勤務組とのミーティングを行うスペースも必要で、オフィスの改装につながっています。こうした動きはオフィス家具の需要に寄与しています。

　本文中には具体的に銘柄も紹介していますので、ぜひご自身の投資にお役立てください。弊社に対面取引の口座をお持ちでウィークリーに関心がある方は担当営業員にお尋ねください。
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