ウィークリー2月19日号

拡大を続けるサイバーセキュリティ市場

　サイバーセキュリティサービス市場はサイバー空間におけるインシデント（事故）の増加などを背景に年々拡大を続けています。業界団体であるJNSAは2021年度の日本の市場規模を約1兆3,321億円と推定し、その後も年率6%程度で成長すると予想しています。
　個人のみならず企業などに対する重大なサイバー攻撃が連日のように発生しています。警視庁サイバーセキュリティ対策本部のまとめによると、22年下期から23年上期にかけてインターネットバンクに係る不正送金犯罪（都内）は977件から2,168件と2倍に増え被害額は11億円から27億円へ拡大し、ランサムウェア（悪意のあるプログラムやソフトウェアの一種で、感染した端末やファイルの使用を不能にし、その解除と引き換えに身代金を要求する）被害の把握件数も22年上期以降100件を上回る高水準が続いています。

　本文中には具体的に銘柄も紹介していますので、ぜひご自身の投資にお役立てください。弊社に対面取引の口座をお持ちでウィークリーに関心がある方は担当営業員にお尋ねください。
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