ウィークリー4月1日号

海外展開に活路を見出す小売業

　日本国内のコンビニ市場は、少子高齢化や経済停滞などにより、伸び悩みが続いています。日本フランチャイズチェーン協会によると、2023年の全国コンビニエンスストア売上高はコロナ禍明けの人流回帰により、前年比4.3％増の11兆6,593億円となりました。しかし期末店舗数は、コロナ禍前の2019年の55,620店舗から、2023年の55,713店舗とほぼ横ばいの数字となっています。
　足元では、国内人流回帰の影響により、客数は前期比3.0％増の1,618万人と回復傾向にありますが、日本国内だけで、成長を持続させることは限界があり、セブンイレブンなど、コンビニ大手各社は海外に活路を求めています。

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