ウィークリー8月8日号

CASE の進む車載領域を強化する電子部品業界

　電子産業の世界生産額は、世界のGDPと連動する形で右肩上がりで推移しており、2022年は前年比5％増の3.5兆ドルと過去最高を更新する見込みです。これに対して日本企業の生産額は、2011年の4800億ドルから21年には3500億ドルへ約3割減少し、日系の世界シェアも同期間に19％から10％まで低下しています。この背景として、海外企業との競争激化が挙げられます。日本企業が得意とするAV機器や通信機器などは、デジタル化の進展により水平分業化が進みました。こうした中にあって、引き続き高いプレゼンスを維持しているのが日本の電子部品です。

　本文中には具体的に銘柄も紹介していますので、ぜひご自身の投資にお役立てください。

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